声優を目指し上京を決めたら、地方に住んでいる方は親元を離れ、一人暮らしなければなりません。そんな、上京して一人暮らしを始めるのに必要な金額・費用について、概算ではありますがまとめてみました。
目次
上京して良いスタートを切るために必要なものは何?
「あなたの夢は何ですか?」そう聞かれてすぐに答えられる人は、幸せな人ではないでしょうか?“やりたいことが見つからなくて、自分探しの旅の途中”と言う人も結構多いものです。
既に、“声優になる!”という目標に向かってスタートラインに立っている訳ですので、後はゴールを目指して歩き始めるだけです。
そうは言っても、自分の夢を叶えるために、声優養成所・事務所オーディションを折角パスしたのに準備不足で、上京することが先送りに…そんなことにならないためにも、“事前に必要な情報を集めて準備”しておきたいものです。
最近は、インターネットの発達でいつでも、どこからでも情報を集めることが出来るようになりましたよね。ただし、インターネットを使って情報を集めるときに注意したいのは、情報がたやすく手に入ってしまうため、その中から本当に必要な情報は何か見極めることが難しくなってしまうこともあります。
ここでは、声優を目指している人たちにとって、役立つ情報を厳選してお伝えして行きたいと思っていますので、是非、参考にして下さいね。
今回は、上京して一人暮らしを始めるのに必要な金額について調べてみましたので、お伝えしたいと思います。
部屋を借りるのに必要な費用はどのくらい?
生活の基盤として、まずは住まいが必要になりますよね?立地条件や部屋の広さによっても家賃は変わって来ますが、都内でワンルームマンションを借りる場合、1ヶ月の家賃として8万円前後は必要になってくるでしょう。
そこで、家賃8万円のワンルームマンションを借りると仮定して、最初にかかる費用を計算してみることにします。
- 敷金(家賃1ヶ月分)+礼金(家賃2ヶ月分): 24万円
- 不動産会社に支払う仲介手数料(家賃1ヶ月分): 8万円
- 入居月の家賃+翌月の家賃(前家賃): 16万円
- 火災損害保険: 1万円
- ドアの鍵交換費用: 1万円
部屋の初期賃貸費用 合計金額: 50万円
予想していた金額と比べてどうだったでしょうか?
もちろん、敷金や礼金がゼロの物件もありますし、不動産会社に支払う仲介手数料が家賃の半月分でOKな物件もあります。また、駅からかなり離れた場所や、築年数が数十年と言ったかなり古い部屋であれば、家賃を抑えることは可能です。
いずれにしても、家賃は毎月決まって出て行くお金ですので、毎月の生活費用に占める割合も考えて慎重に決めることをお勧めします。
生活に必要な家具や電化製品
住まいが決まったら、生活するための家具や電化製品、食器などが必要になりますよね。
賃貸マンションやアパートには、作り付けの押し入れやクローゼット、エアコンが完備されているケースは多いですが、大半の物は買い揃える必要があります。
不自由のない生活を送るために何が必要かは人によって違いますが、最低限必要だと思われるものをリスト・アップしてみました。
ここでは、作り付けのクローゼットとエアコンは完備されていると仮定しています。
- 電化製品: 冷蔵庫 3万円、洗濯機 3万円、炊飯器 1万円、掃除機 1万円、電子レンジ 1万5千円、照明器具 1万円
- 家具・インテリア製品: ベッド 2万円、テーブル 5千円、カーテン 5千円
- 台所用品: 調理器具1万円
- バス・トイレ用品一式 5千円
家具・電化製品+生活用品 合計金額 14万円
電化製品、家具・インテリア製品は、価格を抑えようと思えばかなり安く抑えることは可能ですが、間に合わせで購入してしまうと、後で購入し直すことが必要になりますので、ある程度の耐用年数を考えて購入されることをお勧めします。
また、テレビはスマホやPCで観ることが出来ますので、ここでは入れていません。
引っ越し費用、下見の際の交通費もかかります
家具や電化製品は新しく買い揃えるとしても、衣類や当面必要な身の回り品はまとめて送る必要があります。宅配便で送るよりも引っ越し単身パックを利用すれば3万円前後で送ることが出来ますのでお勧めです。
また、住まいを決める際には、直接下見をされることをお勧めします。インターネットで部屋の間取りなどを確認することは出来ますが、出来れば周辺の住環境も含めて直接足を運んで確認した上で決められることをお勧めします。住み始めた後で、引っ越しが必要になってしまったりすると、敷金や礼金、仲介料等が再度必要になりますので、住まい選びは慎重にしたいものです。
そう何度も下見のために上京することが難しい場合は、当面はウィークリーマンションを利用して東京での生活を始めて、住まい探しをするという方法もありますが、1ヶ月当たりの家賃は賃貸住宅よりもかなり割高になります。
1回当たりの上京費用が交通費と宿泊費を含めて3万円以上かかる場合は、ウィークリーマンションの利用を検討しても良いかもしれません。ウィークリーマンションは3ヶ月以上の長期で契約すれば費用は安くなりますが、それでも管理費等を含めると1ヶ月当たり10万円前後必要になります。
まとめ
上京して一人暮らしを始めるために必要な費用について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
部屋を借りるのに50万円、家具・電化製品 14万円、引っ越し費用3万円、更に下見のための上京費用や、実際に東京に移り住むための交通費もかかりますので、最低でも70万円以上は必要になりそうです。
また、当面の生活費も必要になりますので、あなたの夢に向かって、東京での生活を安心してスタートするための金額として100万円前後は準備しておきたいものです。