声だけで全く違うキャラクターを演じる声優さんって、すごいですよね。

少年のキャラクターを担当している声優さんの写真を見たら、おばさんだった。おじさんの声を担当していたのは若いお姉さんだった。

全く違うアニメのキャラクターを、一人の声優さんが演じていた…

それを知った時、衝撃を感じた人も多いのではないでしょうか。声優の魅力を知り、声優になりたいと考えた方もいることでしょう。

声優になるには、養成所や専門学校で学ぶという方法がメジャーです。

では、小・中・高生が、「声優になりたい」と夢を抱いた場合、まだ、養成所や専門学校に入れないので、このまま時間をつぶしていてよいのでしょうか?

いいえ、この時間をいかに大切にしたかで変わることは少なくありません。

反対に、この時間をおろそかにしていると、せっかく適齢期になっても「養成所の入学試験さえ通れない」という問題に突き当たることになりかねません。これは、現在、社会人だけど夢を追うため、近々会社を辞めようと思っている人も同様です。

声優を目指そうと思ったら、すぐにでも始めてほしいのが、容姿に関する努力です。特に、体型。

声優というと声ばかりに目が行きがちですが、意外と見た目、つまり外見も大切だったりするのです。

というのも、最近、声優の仕事が広がっており、イベントやトークショーへの参加、雑誌取材、テレビ出演…と顔出しが必要な仕事が多くなっているのです。

それを反映してか、オーディション合格者でぽっちゃりさんの割合は低く、やせている人の方が合格しやすい傾向にあるのです。
オーディションは当然、声だけで行われるのではなく、あらゆる角度から人物を見て合否判定しますので、体型を筆頭に容姿も審査員の判断に重要な要素というわけです。

かといって、とびきりの美女やイケメンでなければいけないというわけではないので、過度な整形をする必要はないと思われます。

むしろ、体型のほうが重要です。

声優にとって体型が大事というのは、ただ見た目だけの理由ではありません。

ジャンルは違いますが、声優と同じく声のプロである声楽家は、体全体を楽器とみなすので、大きく響く声を出せる体格の良い人の方が好ましいとされています。

つまり、体格と声は関係があるということです。

やせ気味の人の声の特徴として、トーンが高いといわれることがあります。

どうでしょう。トーンが高い声は明るい印象を受けませんか?

少なくとも、暗い印象はありませんね。

審査する身になれば、暗くじめっとした声より、明るく楽しい気分にしてくれる声を選びたくなるのではないでしょうか。

また、アニメのキャラクターには、「子ども」という設定の場合が数多くあります。
子どもは大人より声が高い傾向があるので、やはり、トーンが高い声の人のほうが演じやすい、つまり、細身の人のほうが演じやすいとなるのではないでしょうか。

ただし、体の負担も考えて過度なダイエットは厳禁です。そのため、養成所などに入る前の時間を活かして、じっくりダイエットすることがおすすめというわけです。