けものフレンズに、42歳で芸能界へ転身したシニア声優がいたことで話題です。
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「けものフレンズ」のフォッサ
「けものフレンズ」のフォッサは釣り目とショートヘアが特徴的な女の子です。裾出しシャツに灰色のカーディガン、オレンジ色のネクタイ、そして濃い灰色のミニスカートを着用しているのでボーイッシュでありながらもどこか女の子らしさを感じられるフォッサはアニメでは第2話で登場します。
出典:youtube『けものフレンズプロジェクト』公式チャンネル
ただしメインで活躍するコツメカワウソとジャガーと比較すれば微々たるものですが、独特な台詞回しや見た目に反した女傑のような言い方は話題になったほどです。
ちなみに性格は自分よりも強いフレンズと出会って鍛えたいと思っている女の子で、ライオンやトラのフレンズなど実力がある子たちと勝敗に関わらずに勝負したいと思っています。限られた場所にいる自分は「井の中の蛙でしかない」と自嘲しており、だからこそ向上心が強いフレンズです。
そんなフォッサの声を演じた声優さんは、七海映子さんです。
フォッサ役の七海映子さんとは?
七海さんのプロフィールによれば生年月日は1965年11月17日、つまり42歳で「かものフレンズ」のキャストに抜擢されたわけです。それだけなら様々なキャラクターを演じてきた大塚明夫さんなどベテランと呼ばれる声優さんたちがいますが、七海さんの年齢と他の声優さんとの年齢は意味が異なります。
それは、42歳で芸能界に転身した事です。
しかも以前はトラックドライバーだったという異例の持ち主です。実際に彼女を紹介しているページでは特技の項目に「4tトラックの運転」だと明記されています。言うまでもなくトラックの運転は通常の自動車の運転とは全く違うので普通自動車の免許とは別の免許が必要です。要するにトラックドライバーだったという前歴は冗談ではなく、事実だという事です。
年齢もそうですが、全く未経験な業界に足を踏み入れた直後に大ブレイクした作品のキャラクターを演じるのは奇跡としか言いようがありません。
・特技:4tトラックの運転
・趣味:旅行・ドライブ・外食・一人居酒屋巡り
・資格:中型自動車免許・普通自動二輪車免許・社会福祉主事任用資格
あとは七海映子さんの特徴として、芸能界から離れていた時期を象徴するような資格が『社会福祉主事任用資格』です。
42歳で芸能界に転身した七海映子さんは、完全な素人だったのか?
ただし、公開されている情報では七海映子さんは演じる事に関しては完全な素人ではないです。
1982年の映画「野麦峠」や舞台「マッチ売りの少女」に出演した事があり、劇団にも所属していました。それからIAMがスポンサーになっていた2008年のラジオ大阪「堀川りょうの声優への道」に出演した後は、2010年の舞台やTVをきっかけに意欲的に映画やTVなど様々な演技の場に関わって来たようです。
インターナショナル・メディア学院の卒業生との噂は?
演技の世界に関わるようになった理由は「堀川りょうの声優への道」のおかげではないかと囁かれています。このラジオ番組のおかげでインターナショナル・メディア学院に入学し、結果的に「けものフレンズ」のキャストになったという噂です。
時系列は不明ですが、公式ブログ上でもインターナショナルメディア学院のことに触れているんで関わりはあったようですね。
一部、IAM(インターナショナルメディア学院)で。
現所属事務所がアズリードカンパニー・IAMエージェンシーでないからかもしれませんが、声優シニアコースの星になれそうなので、公式ページに紹介されていないのが残念です。