目標とする事務所を決める時の参考になればと思い、2017年に発売されたスマホゲームのCVを担当したキャストを、所属プロダクション毎にスマホゲーム声優事務所ランキングとしてまとめました。
家庭用ゲーム機のみだった時代は、任天堂・バンダイナムコとの繋がりの強いアーツビジョン系がとても強かったです。
しかし、アプリをインストールするだけのスマホゲームの勢力図は、どうでしょうか?
スマホゲームはガンホー、GREE、DeNAなどソーシャルゲーム大手上場企業だけでなく、比較的開発費もかからないゲームアプリとして中小企業から発売されていたりします。
毎日のように新しいゲームが生まれている市場なので、傾向は違うかもしれませんね。
※主に有名・人気声優がCVを担当していると、宣伝しているスマホゲームをピックアップしています。
スマホゲームCV声優事務所ランキングTOP20
スマホゲームCV声優事務所ランキングは、スマホゲーム公式サイトを元に紐付けし、定量的に表現しただけです。それ以外の評価基準は加わっていません。
順位 | プロダクション名 | 吹き替え担当数 |
---|---|---|
1 | アイムエンタープライズ | 113 |
2 | 81プロデュース | 110 |
3 | 青二プロダクション | 72 |
4 | 大沢事務所 | 49 |
5 | マウスプロモーション | 46 |
6 | 賢プロダクション | 44 |
7 | アーツビジョン | 44 |
8 | フリー | 41 |
9 | ヴィムス | 37 |
10 | 東京俳優生活協同組合 | 35 |
11 | アクロス エンタテインメント | 35 |
12 | シグマ・セブン | 31 |
13 | アミュレート | 24 |
14 | EARLY WING | 21 |
15 | アクセルワン | 19 |
16 | プロ・フィット | 18 |
17 | リマックス | 17 |
18 | 響 | 14 |
19 | ぷろだくしょんバオバブ | 12 |
20 | ケンユウオフィス | 9 |
大量の声優をキャスティングする場合、昔のように1社丸投げということはあまり見られません。
やはりアーツビジョン系のグループプロダクション(アイムエンタープライズ・VIMS)はスマホゲームも強いですね。
81プロデュース、青二プロダクションもスマホゲームに強いです。
大沢事務所、マウスプロダクション、賢プロダクションも手堅くスマホゲームの上位にきていますね。
また、近年は声優個人に人気が出ると相次ぎ独立・フリー化する流れになっているので、フリーが目立っているのはアニメと同じです。
2000年以降に参入してきたプロダクションをみると、アクロス エンタテインメント、EARLY WINGはスマホゲームの声優にキャスティングが目立ちます。
やはり、スマホゲームもアニメに近い傾向があるようです。これはゲームやアニメ、映画を同時進行させて1つのIPを育てていくクロスメディア戦略が主流なのが、より強く影響しているからでしょう。
以下リンクのpdfデータを参照してください。
元データ(後日公開)