iPhone7をiTunes側が認識してくれない不具合が出て、すごく困ったことがありました。調べてみると同じような不具合の報告が割と多く寄せられていました。
以前のバージョンのiPhone6sに比べるとあまり大きな機能の変更はありませんが、おサイフケータイが使えるようになった注目の最新機種です。私のように機種変した人も多いでしょうが、この最新機種を繋いでみても、認識しない、同期できないといった意見がインターネット上で盛んに飛び交っています。
iTunesはアップルが提供している音楽ソフトですが、iPhoneを使っている人からすると多くの機能が使えることから、日常的にとてもお世話になるソフトです。iPhoneに記録されている連絡先や写真、音楽やアカウント情報などを、パソコンを通じてバックアップすることができます。
大切なデータを保存しておくには、クラウドサービスのiCloudと並んで重要な存在ですね。
そんな不具合が起こりやすい環境は、アップデートを完了したばかりのiTunesや、パソコンのOSがWindows10であること、そして最新のiPhone7を組み合わせた場合のようです。
因みに最新の7が認識しないだけでなく、6sや6、5sPlusでも発生しており、indows10よりも過去のバージョンやiOSでも不具合の報告が寄せられている状態です。昨日まで問題なく使えていても突然認識しなくなる例がありますから、油断しないようにしたいところです。
iPhone7をiTunes側が認識してくれない原因と対処法
原因についてはとても多くあるので、原因ごとに対処法が変わるようでした。
デバイス無効メッセージ
iPhoneをパソコンと繋いだ時に、デバイスから無効な反応が返ってきたといったメッセージが表示されたなら、単純にOSのバージョンが古いのが原因です。MacならOS Xを10.9以降にしてください。Windowsは7以降にしなければ最新のiPhone7がパソコンを認識しませんので、対応するOSをパソコンにインストールしましょう。
パソコンやiPhoneを再起動すると認識されるケースがあります。
この方法であれば短時間で解決できるでしょう。不具合が発生したなら、まず最初に再起動を実施することをおすすめします。それでも認識しなければ、iPhoneの純正品のケーブルを使ってみてください。他社のケーブルだとiTunesが認識しないことがよくあります。差込口にしっかりとささっているか、間違えたところにさしていないかなどもチェックしてみましょう。
ソフトを最新版に
古いソフトを使っているのも問題です。最新版にアップデートすると不具合が直っていることがよくあります。
Windowsを使っている場合
Windowsを使っている人は、パソコンにAppleMobileDeviceSupportがインストールされているかチェックしてください。これがないと認識してもらえません。コントロールパネルのプログラムと機能を選ぶと、インストールされているか確認が可能です。もしも存在しなければ、もう一度iTunesをダウンロードしてインストールし、対象のプログラムがインストールされているか再び確認してください。
また、AppleMobileDevice USB Driverも、先程のプログラムのようにインストールされていないとWindowsの環境では認識されません。これもプログラムと機能の部分で確認してみましょう。
因みにWindows10の環境であれば、デバイスマネージャーのユニバーサルシリアルバスコントローラの部分を開くと、AppleMobileDevice USB Driverの存在の有無を確認できます。一つの対処法としてiPhone7をパソコンから外し、iPhoneの右横のボタンとホームボタンを同時に押して、スクリーンショットを撮影します。その後にパソコンに繋ぐとプログラムが表示される場合がありますので、試してみてください。