日本テレビ系列で放送されている「月曜から夜更かし」の話題の人である滑舌が悪いフェフ姉さんですが、その原因は現代人が誰しもなりうるものである可能性があります。

滑舌が悪い原因1

一番の原因は、舌の筋肉の衰えと考えられるのですが、これがなぜ現代人が誰しも滑舌が悪くなりうるかというと、まず一つにインターネット社会になったことでSNSやメールのやり取りが増えて話すというコミュニケーションの機会が少なくなったことがあります。人間の舌は筋肉なのでやはり使わないと衰えていきます。そこでうまく舌が動かないので、発音がおかしくなります。

さらに、食の欧米化により、柔らかい食べ物を食べる様になっていることでもまた舌が衰えると考えられます。柔らかい食べ物は、舌や顎をあまり使わず飲み込みるのでこういったことからも筋肉の衰えと顎の未発達は現代人には多くなっているとされています。

滑舌が悪い原因2

フェフ姉さんは、以上の原因の他に受け口気味であることも影響が考えられます。

受け口気味であると、舌が低位置や前位置になりやすいために筋肉の発達に影響があると言われていますので、こちらの影響も大きく関係しているのでしょう。また、舌が動かしにくいために、顎や口を横に引っ張って話したり、舌の前方を浮かして話をしたりという癖がついてしまったという事、この様な人は早く話すことが難しくなるために滑舌が悪くなってしまうのです。

だから、フェフ姉さんは口と舌を縮めなければ発音できない「さ行」および「ち」「つ」が言えていませんし、より舌を縮めなければならない濁音も話せていません。この様なことからも、口を横に引っ張る癖がついたことで発音が出来ていないと考えられます。

ただ、ゆっくりなら「さ行」や「ち」「つ」も言えなくはありませんが、早いとやはり口を横に引っ張っているのを戻すのご遅くなるのでどうしても発音できないのです。だからこの様な人達はゆっくりの歌なら歌うことが出来たり話が出来たりするけれど、普通の会話の速さになると難しくなってしまいます。

また、歌なら呼気が話すことより強いことから、その勢いで舌が正しい位置にくっつくので歌えるけれど、話す程度の弱い呼気だと舌の位置が定まらないので空気が漏れたりするということがあります。なので、番組ではラップの様な歌は歌えたと言うことが言えるのです。

滑舌が悪い原因3

また、口を横に引っ張る癖が付きすぎて、縦に開けることがをしなくなってしまった事も原因の一つと考えられますね。

そうすると、音が前に出てこないのでやはりうまく話せないのです。

滑舌が悪い原因4

更に、舌の先端が浮き気味であり、それが前歯の中間あたりを触るまで浮いてしまっている事も影響していると考えられます。

この2点を直すだけでも大分変わってくるでしょう。

ただ、根本的な部分である受け口である点が舌の筋肉や口を横に引っ張る事など全てに影響していると考えられるのでこれをまず直さなければ、彼女が言うアナウンサーの様な滑らかな滑舌にはならないでしょう。

どちらにしても、舌の筋肉は鍛える事から始めるのが先かもしれません

私達の生活は、インターネットの発達とそれによるSNSによる新たなコミュニケーション方法が出来た事でとても便利になりました。しかし、その代わりに会話でのコミュニケーションを取ることが少なくなってしまった事で舌の筋肉衰えやすい環境を招いてしまったのです。更に食事も欧米化して柔らかいものを口にする機会が多くなった事で顎の発達もしにくくなってしまいました。

今後、若い世代はもっとかの影響によって滑舌が悪くなる危険に晒されるでしょう。その様な影響を受けた人が多くなったら、もっとSNSでのやり取りに頼る事になり、更に舌の筋肉の衰えを招いてしまいます。そうならないために、やはりコミュニケーションツールの使い方や積極的に話をする事によるコミュニケーションの大切さを社会全体で子供達に伝えていくことが必要です。